« 肉で始まり、肉で〆る | トップページ | 雨に感謝しよう »

2015年6月25日 (木)

鷹の生き方

今読んでいる本に書いてありました



“鷹の寿命は何歳だと思いますか?”


まぁ・・・4~5年くらいじゃないの?

長くて10年とか?

鳥でしょ そんな20年も30年も生きられないでしょ

などと思っていました




鷹の寿命は2パターン(2段階)に分かれるそうです

エェ!? 2パターン?



一つは40年で終わる鷹

二つ目は70年まで生きる鷹



ほとんどの鷹は40年近く生きるのだそうです



そしてこの40年目に生死を分ける選択をするのです

Thumb51





40年生きてきた鷹は年老いてエサを獲ることもヤメ

朽ち果てて死んでいくのです

なぜ死んでいくのか・・・

40年も生きていると、くちばし・爪・羽が衰えてくるのです

獲物を獲らなければならないときに

くちばし・爪・羽が衰えていれば、致命的になります

鳥は飛べなくなると生きていけません





でも、40年生きてきた鷹の中でも、前者のように朽ち果てることより

生き続けることを選択する鷹がいるのです




読んでいて壮絶な決断と、生きるための性(さが)を感じました





さて朽ち果てていく鷹ですが



40年も生きていると

羽も弱くなり飛ぶ力もなくなってきます



獲物を掴む鋭い爪も弱くなります



せっかく捕えたエサも、弱くぼろぼろになったくちばしでは

ついばむことができなくなります



この時点が選択の時期なのです



“このままでいい”と思う鷹は朽ち果てていくのでしたね


まだまだ“生きたい!”と思う鷹は・・・






ふだん自分が生活しているところより、遥かに高いところへ行きます


そこは、あまりにも高すぎて自分が食べる獲物もありません

植物もほとんどありません

そして、自分と同じくらいの寿命の高い木を見つけるのです

小木や枯れ草を集め

その高い木に、自分の棲家を作るのです




棲家で鷹がする最初の行動とは

自分のくちばしを叩きつけ、折るのです

今まで生きるために使ってきた、大事なくちばしを折るのです

40年も使い続けてきたくちばしは、自分の胸にまで伸びてきています

それを、何度も何度も叩きつけ折るのです




これで完全に獲物を獲ることはできなくなりました




次に鷹のする行動は・・・


ひたすら待つことです

自分の古いくちばしを無くした鷹は待つのです

エサを獲ることも食べることも出来なくなりましたが

待つのです・・・・・・・・・・・・・・




やがて鷹のくちばしには新しいくちばしが生えてきます



まっさらな新しいくちばしが生えてきた鷹のする次の行動は



自分の爪を剥ぐのです

獲物を捕まえるために鋭かった爪も

40年のもの間・・・酷使しすぎていました

その古くなった爪を新しいくちばしで剥ぐのです

一枚一枚剥ぎ取るのですよ・・・



次にする行動は・・・

もうお分かりですね


自分の羽を抜くのです

これも、一枚一枚 痛みに耐え抜いて耐え抜いて全部抜いてしまうのです




半年もの間、飲まず食わず“生きる”ことに執着し

耐えて耐えて耐え抜くのですね

やせ細り生まれ変わりの状態になるのです

なぜそんな高いところへ登ってまでするのか・・・

鷹は鳥類の中でも捕食関係の頂点にいます

頂点といっても、それは若い鷹なのです

今までいた環境で修行僧のような行動をしても

若い鷹に狙われるのは目に見えています





耐え抜いた鷹は、下界に降り

若い鷹に負けないくらいに残りの30年を生き抜くのです





誰に教わるでもなく

鷹のDNAに刻み込まれているのですね

生き抜く術を知り、選択していく鷹

生き抜く術を知りながら、諦め、朽ち果てていく鷹




70年といえば、人間の寿命に近い生き物

鷹の30年は人間でいう40 50歳くらいなのでしょうか?

40 50といえば、出世にもほどほど目途がつくころ

子供も手が離れ、いよいよ第二の人生ってころでしょう



この時点でわれわれがすることとは

あとは定年まで無難に過ごし

おれはもう 年だからとか

全てを年のせいにし

活動範囲・行動範囲・脳の許容範囲を決めつけ

動くこと・出会うこと・感じること・勉強すること・愛すること・・・

いろいろとやれることは沢山あるはずなのに

やろうとしなくなる方が多い多い



そして心配するのが

年金の開始時期が遅くなる・・・そんな話題

ホントよく聞きます



40歳の鷹に見えてきました(^^ゞ

自分が自信を持っていたくちばし・爪・羽のまま下界で生きていこうとした鷹は

下界で死に絶えていくのです。




鷹にも、人間にも、一回目の寿命と

二回目の寿命があるのですね





今まで働いて働いて“しなければならないこと”をしてきたのです

心に少し余裕をつくり

時間をつくり

しなければならないことより

“したいこと”をするようにしましょう^^

E9b7b91

にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 島根県情報へ

 にほんブログ村 グルメブログ いろいろなグルメへ

 にほんブログ村 釣りブログ ソルトルアーフィッシングへ

« 肉で始まり、肉で〆る | トップページ | 雨に感謝しよう »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

知らなかった!
フクロウも
そうなのかしら?

えっ!
私?

恥ずかしくて、なにも
言えません

ただ、釣りは動ける限り
続けたいと思っています。
何故ならば、出会った人が沢山
できたから

釣りしていなかったら
何していたんだろう?
ぞっとします

動物の観察って興味深いですよね!
全てにおいて無駄が無いフォルム。特に鳥や昆虫などは航空力学の基礎になっています。
高速列車における最先端の技術として例を挙げるなら、空気抵抗を最小限にしたパンタグラフ支柱も『ふくろう』の羽をもとに開発されたとテレビで観ました。
それにしても鷹の一生には驚きました!
鳥好きの私も知らなかった(;´Д`)
人間も、目標を失った時点で老化に拍車がかかってしまう気がします。
いろんなことに興味を抱ける感受性とそれを実行するフットワーク、死ぬまで失いたくないですね(#^.^#

カバオ!さん>飲んだ時の話しのネタにして下さい。
この年になると、“あの時こうすれば良かった”とか“ああすれば良かった”とか思います。
まぁ その選択の上に今の自分があるのですが・・・
まだまだこれから!たくさんの出会いや学びがありますね
お互い後悔しない人生を過ごしましょう^^

Toshiさん>またこんな時間に起きてるんですね^^;
もぅ・・・早起きなんだから(笑)
鷹の人生ってステキですよね
本を読んでなんか・・・こう・・・グッとくるものがあり、書いたしだいです
ToshiさんやEmiさんは大丈夫!
すでに何回目の脱皮でしょうか?
“酸いも甘いも嚙み分ける”と言いますが、あの笑顔 超越しておりますね
これからも勉強させていただきます^^

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1985748/60234136

この記事へのトラックバック一覧です: 鷹の生き方:

« 肉で始まり、肉で〆る | トップページ | 雨に感謝しよう »